記事一覧

置くだけ充電

置くだけで充電ができるという機能をトレンドにしようという企みがあるらしい。
ニュースとかで結構取り上げられてるし、いかにも近未来っていう感じがするけど実際はどうなんだろう。

実は私自身も利用したことがある。今年に入ってから六本木に行く用事があって時間が余ってたからマックに寄ってみた。そうしたら窓側の席に置くだけ充電の設備が試験的に置かれていた。置くだけ充電は基本的に対応している機器でしか使えないとのことで私自身の携帯は対応機器ではなかったから利用できないと思ってがっかりした。
でも対応した機器を持っていない人用の置くだけ充電の設備も整っていた。テーブルの下から置くだけ充電専用のケーブルが伸びていて、そのケーブルの片側は携帯の充電口に差さるようになっていた。もう片側は平べったい小さな円形のプラスチックで、そのプラスチックを置くだけ充電の機械に乗っけると充電される仕組みになっていた。

対応していない機器の場合だと、わざわざ充電口にケーブルを差し込んでから小さな円形のプラスチックを置くだけ充電の機械に乗せないといけない。なのでプラスチック部分がちゃんと乗らないと充電ができないのだ。これだったら最初からコンセントに差し込んだ方が早い。

対応機器だったらどうだったんだろう。ネットで『置くだけ充電』でググると携帯の本体をどしっと置いていることがわかる。これなら楽だろう。わざわざコンセントを探さなくても簡単に充電ができる。かなり便利そうだ。
でも電気代のことを考えたらさしっぱなしにするのは・・・ちょっと気が引ける。

ただ絶対的な利点があるとしたら、どう考えても携帯の方の差し込み口が傷まないことだ。差し込み口は意外と傷つきやすい。なので差し込み口が使い物にならなくなって機種変更をする人もいるみたいだし、何もそこまでしなくても差し込み口が壊れたからと言って修理をする必要が出てくる。それを考えたら置くだけ充電は中々良質な機能を備えているのかもしれない。充電口の損傷をなくすことができるようになるかもしれないのは大きい。

書いていて思ったけど、わざわざ携帯側に充電口を作る必要がなくなるんならその分、機能の向上に繋げることができるのかもしれない。

置くだけ充電を搭載するのに必要な技術 > 充電口を搭載するために必要な技術

という関係にならない限りは機能の向上に繋がらないという懸念はあるけれど、そこのところはどうなんだろう。機能を向上できるからっていって無駄な機能を付けまくっても意味ないけど。電池の消耗をもっと抑えられれば顧客としてはばんばんざいなんだけどね!

少なくとも機械の機械らしい部分を丸出しにして弱点を露わにしちゃうよりは、そもそも機械として弱い部分を作らないことに徹した方が良質な携帯の生産に一歩近づくことができるはず。


今回の置き充電設備に対して思ったのは、充電回りの利便性の改善ではなくて、携帯の弱点を隠すことができて携帯の寿命を延ばすことのできる手がかりをつかめたことと、充電口を過去の遺産にしちゃって、その分を違う機能の向上に充てられるんじゃないかっていうこと。


どっちの利点も企業がのぞんでいるとは思えないのがひっかかるところ。
だって携帯の機械としての弱点が減ってしまって、耐久性が増してしまったら携帯の寿命が延びてしまう。つまり新しい携帯に代えるきっかけを自ら奪うことになる。今の携帯は基本的にそこまで魅力的じゃないし、携帯を代える理由なんて言ったら壊れたのを良い契機にするくらいの理由しか思い浮かばない。ということは企業側にはちゃんと時代の波に乗せられる人気の出る携帯を開発する見立てがあるということになる。単発じゃなくて継続的に魅力のある携帯を出していかないと、今の人はそう簡単に携帯を代えようなんて思わない。なにせ機種代がSIMフリーのせいで上がってしまっている。SIMフリーになる前は契約した携帯にしか価値がなかったけど、SIMフリーが進んでからはどの携帯だってSIMカードがあれば使えるようになってしまった。だから契約していない携帯にも価値が生まれるようになった。対して安くもない携帯にお金をつぎ込むためにはやっぱりそれなりの魅力がないといけない。企業にそんな見立てがあるんだろうか。

機能の向上に関してはさっきも軽く言ったけど、どの企業もつまらない機能ばかり載せることに躍起になっているし、その無駄な機能のせいで本体の値段が安くなることはない。これじゃあ顧客が置いてけぼりになるばかりだ。企業としても安く売っては利益が出ないからとりあえず機能だけはいっぱいつけて本体の値段を高くしようとする。せっかくスマートフォンという無駄機能がないはずの携帯を作っても、高く売りたいからって言って機能だけは一丁前にしようとする。スマートフォンの最大の魅力は自分好みの機能を、好きなアプリを入れることによって形作っていくことにあるはずなのに、企業側の余計な采配でスマートフォンがガラケーと差別化できていない節がある。

今のスマートフォンの利点を探しても選り好みの機能をつけられることじゃなくて、音楽を聴けること、パソコンと同じ環境で携帯をいじれること、タッチパネル(笑)みたいな点が大量に上がる。スマホの使い方が間違っているし、そもそもそれは使いこなせているとは言えないんじゃないかと思ってしまう。
かなり脱線したけど、機能の向上に関してはあまり期待できない。

さらに話を戻すと、企業側のメリットを見出すことができない。置き充電だけで完結させるんなら、顧客にとっては万々歳だし企業にとっても期待が見込めるとは思うけど、その先の将来の展望を考えたら企業にとっては自らの首を締めるだけの行動なんじゃないかと勘繰ってしまう。企業はそこまで無知じゃないことはわかっているから、企業の企みがとても気になる。

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しゃろくすけ

Author:しゃろくすけ
社会人4年目
英語
スペイン語
ランニング
翻訳
三十路まであと数年
フットサル
ハーモニカ
転職活動中?

twitterアカウント

読書レビューのページ
(↑2017.5.17.時点、5年以上手付かずです)

カレンダー(月別)

05 ≪│2017/06│≫ 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

カウンター

バロメーター

検索フォーム

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
日記
6650位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
会社員・OL
1254位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: