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勉強をする意味

なぜ勉強するのかについて自説を述べます。

勉強をする理由は2つあります。
1つは小さな成長を遂げるため、もう1つは大きな成長を遂げるためです。



まず、小さな成長について。
主に学校では、細かいことを暗記し、物事の法則や経過について学びます。
漢字を覚え、九九を暗記し、歴史を学びます。
こういったことの積み重ねが、新しい知識を吸収する役に立ちます。
何か新しいことを覚えるときでも、一度吸収のパターンを培っておくと、
比較的簡単に新しい知識を定着させることができるようになります。
これが小さな成長です。

それに対して、大きな成長とは何か。
各々、得意な教科、不得意な教科があります。
一切得意な教科がなかったという方もいるかもしれませんが、
大抵の人はその中でも自分なりに得意な教科があるはずです。

私は小中と算数・数学が得意だったのですが、
算数や数学の問題に取り組んでいると、
まだ習っていないことについての疑問を持つ瞬間がありました。

例えば、平面の面積を求めることなんかが最もわかりやすい一例です。
算数で四角形や三角形の面積を求める問題が出てきますが、
こういった問題を解いているときに、ふとある疑問が起こりました。

もしかしたら、立体物の大きさも数で表す方法があるのかもしれない。

教科書の先のページを見てしまえば簡単に答えは出てくるのですが、
自然とまだ習っていない上にまだ知りもしないことを思いついてしまう瞬間があります。
こういったひらめきを自分なりに突き詰めていって、
自力で立体の体積を求める方法を編み出したとしましょう。
このようなまだ見ぬ領域への進展が、大きな成長です。

小さな成長が知識の集積の方法を取得することであり、
大きな成長はその知識を使用して未知の領域に踏み出すことを指します。


ここで大切になってくるのが、
なぜ学校では決められた教科を勉強しろというのか、という疑問です。

その答えは、
学校で定めた教科が最も効率良く小さな成長と大きな成長を実現させることができるためです。

例えば、学校の勉強は大嫌いだけど、ポケモンが大好きな子どもがいたとしましょう。
その子に小さな成長と大きな成長を説明して、理解してくれたと仮定します。

そうしたらその子はきっとこう言うでしょう。

「だったら、ポケモンについて詳しくなるから良いよ!」

確かにポケモンをすることで、
小さな知識は確実についていきます。
ポケモンの種類、技の種類、街の種類、育て方、攻略のさせ方etc...
もしかすると、大きな成長も期待できるかもしれません。
自力で何かに気が付くかもしれません。
しかし、人の手で作られた小さな世界で得られる経験は決して大きなものではありません。

その点、学校で指定された教科は、
小さな成長はもちろんのこと、大きな成長も無限にできます。
何しろ、相手が自然や社会現象であることが常なので、
理解しようと思っても、底を知ることができません。疑問を持ち続けることができます。
このように、小さな成長と大きな成長を効率的に実現できるのが、学校で指定された教科なのです。


話は少し逸れてしまいますが、もちろんポケモンをすることで
大きな成長を無限に続けることが不可能になるというわけではありません。

基本的に、ポケモンの世界には底があるので、
いつかは吸収できる知識がなくなり、
自力での気づきもこれ以上ないという点に行き着いてしまいます。
しかし、ポケモンの製作側のことを考えるようになれば、無限の成長に繋げることが可能になります。

ポケモンは遊びつくしてしまった。
でも、この面白いポケモンは一体どのように作っているのだろうか。

プログラムは?
予算は?
製作人数は?
キャラクターデザインの発想者は?
そもそも開発当初の様子は?
なんでこのポケモンが人気に?
etc...

人工的なものでも、その裏側まで考えるようになれば、大きな成長が無限にできます。
ここで必要になってくるのは、言うまでもなく、学校での勉強です。
プログラムの組み方は学校(高校か大学)で習うケースが多いですし、
予算の組み方は会社の仕組みなどから伺うことができますし、
その他諸々を知るためには、マーケティングの知識等々も必要になってくるでしょう。

学校の勉強は、全てとは言えませんが、役に立つ瞬間もあるのです。
つまり、学校の勉強は全てのことのベースになっているので、外すことができないのです。
いつ使うか予想出来ない物、それが学問です。

スポーツの例も挙げます。
例えばサッカー大好きな子どもがいたとして、

「サッカーを覚えるから、勉強はもうしない。」

なんて言われてしまうかもしれません。
これもポケモンの例と同様、サッカーのキックについて学ぶようになり、
数学にも手を出すようになり、ゆくゆくは物理学者になるなんていうこともあるかもしれません。


しかし、大体の場合、
ボールの蹴り方や動きだけを学んでいても、人間的な成長を期待することはできません。
サッカーをプレーすることで、大きな成長を期待できるように思えます。
サッカーの動きを自力で編み出した場合に、大きな成長が実現できたと思えるかもしれません。

実際は、自力で編み出したものが他人と共有できるようなものでなくては、
これらも肉体的な知識で終わってしまいます。
プレーをする中で効率的な体裁きを取得することができるかもしれませんが、
それは大抵の場合、頭を使った上で編み出したものではなく、
体が自然に覚えたものである可能性が高いためです。

もしスポーツを通じて大きな成長を遂げたいのであれば、
肉体的に感じ取った自力の着想を、論理的に組み立てる必要があります。
優しく言うと、言葉を使って他人と共有できさえすれば、
スポーツを通じた大きな成長を実現することができるのです。

ちなみに、言葉を使って他人と共有することを突き詰めれば監督になれます。
現に、監督は頭の良い方が多いように感じます。
監督は、大きな成長を続けなければなれない職業です。
しっかり戦術について座学を学んだ人、
もしくは選手の時代に思いついたことをしっかりと他人に伝える能力を培った人が、
有能な監督になっています。

ここまでで、スポーツを通じての大きな成長について述べましたが、
小さな成長はどう頑張っても遂げることができません。

学習で言うところの暗記が、
スポーツでは丹念なパス練習や、地獄のようなダッシュになるのかもしれませんが、
それらは総じて肉体的な知識です。

大きな成長こそ、スポーツを通じても辛うじて遂げることができるものの、
小さな成長は、やることがやることだけに事実上不可能なのです。

ポケモンの場合は、その世界の狭さゆえに大きな成長の機会が得られないと述べましたが、
スポーツの場合は、性質上、その反対に小さな成長が遂げられないのでした。

それに対して学校での指定の教科は大きな成長と小さな成長を網羅していると言えます。


冒頭の疑問の回答になりますが、
勉強をする理由は、成長のためであり、
正常な成長を遂げるためには、一にも二にも学校指定の教科がとても都合が良いのでした。

さらに、学校指定の教科は様々な分野のベースにもなるので、
類を見ないほど効率良く成長を実現できるのでした。

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