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国名乗り物語

世の中には多種多様な価値観が生まれ続けている。そのために従来の区分けが通用しなくなっているケースもある。例えば、人の身分を公務員、会社員、自営業、学生、主婦、高齢者、児童の7つのカテゴリーのみで分けることが難しくなっている。ニートだってフリーターだっている。一時的な無職であるいわゆる求職者だっているし、予備校などに通わずに大学進学を目指す高卒の身分の人間だっている。この辺りは無職というカテゴリーで分けても良いのかもしれないが、そのカテゴリーはあくまでもちょっと前までの身分の枠だ。

現在、多くの身分が存在する。就職氷河期で就活に失敗しても自営で親や同世代よりも多くの収入を手にしたものをネオニートと呼んだり、株やFXで生活費を稼ぎつつ何となくバイトをしている層をネオフリーターと呼んだりと、区分がより細かくなっている(ネオニートは自営業か無職だし、ネオフリーターも結局はフリーターに当てはめることは出来る。)無職でも営利目的でネットに動画などをアップしていればそれ相応の身分を名乗ることも出来る。ユーチューバーなんかがそうだ。利益を追求していなくても歌い手や何とかクリエーターと呼ぶことだって出来る。

何についてでも言える。基本的なカテゴリーは決まっていても、従来のカテゴリーからはみ出して勝手なことを言うだけなら自由だ。しかし、それを世間の常識として捉えることについては疑問が持たれる。

自称○○国
自称従来の常識を超えたレベルで個人情報の安全性を強化
自称ヨット
自称アートメーカー
自称自分たちのサッカー

囲いを取っ払うことはとても大事だが、好きなように取り外してしまうのも問題である。

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