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24時間営業についての是非

現在勤めている会社が24時間営業になったらたぶん辞める。

抽象的な愚痴のオンパレードです。

「上部の人は一時期、この会社を24時間営業にしたいと考えていたらしい。」
そんな話を同僚にしてみた。
同僚の返事は意外にもその発想を肯定するものであった。

「24時間営業にした方が良い。」
弊社は9~17時+少しの残業という構成で動いているが、
業界全体で見ると24時間いつでも、必要であれば働くという体制のもとで回っている。

「だからうちもいつでも対応できるようにしても良いんじゃないかな。」
同僚は言う。

「そうなると誰かが深夜に出て来ないといけなくなる。」
素朴な疑問だが、自分が夜も働くという姿を想像したくなかったので
反論を込めた疑問をぶつける。

「持ち回り制でやればいけるはずだ。」

物事はそう単純ではない。
チーム対クライアントではなく、個人対クライアントなのがうちの取引体制の特徴だ。
その個人個人にはサポートメンバーが何人かつくのだが、
基本的には対クライアントは1人で責任を持つのが原則だ。
そもそもチームを組まなければいけないほど密でハードな仕事でもない。

持ち回り制にしたところで、
そのクライアントを毎回決まった時間に対応するのであれば問題はないが、
日中の場合もあれば深夜の場合もあるとなるとちょっと大変である。
責任者不在のまま重要な決定を下さねばならぬ状況だって訪れるはずだ。

上記のような理由を含めて24時間営業にするとしたら問題点がいくつか挙がる。

・各顧客に対しての責任の持ち方
→対応する時間帯がまちまちな場合は責任者不在で重要な決定を迫られる場合もある

・従業員の数
→クライアントの訪れる時間帯をうまく分散できれば良いが、そうでない場合は時間帯によって従業員が少ないのに顧客がたくさん訪れる場合もある。人を増やさなければ持ち回り制にはできない。

・深夜作業費
→日中の労働よりも多くの賃金を払わないといけないので、クライアントからも相応の報酬を受けなければならない。


過去にはイケイケドンドンの時代があり、
持ち回り制ではない環境で深夜に多少無理をしででも対応することもあったそうだ。
それでそれ相応の対価を受けることができていたのであればそれで構わない。

しかし今は時代が違う。
労働環境の良し悪しには世間が目を光らせているし、
やればやるほどお金が生まれるほど世界は潤ってはいない。
結局、日中の金額の方が安ければそこまでの値引きを求められる場合もあるだろう。
こっちだって深夜に頑張っているのだからと、
うちにもそのサービスを強要される場合だってあるだろう。

こうなればサービスがサービスを産むという最悪の環境が誕生してしまう。
(個人的にはこういった甘やかしは厳禁だ。それが当たり前になる恐れがある。)

あまりきれいな話ではないが、
対応時間を拡大したり人を増やしたりしたりすると
どこかでお金の問題が発生してしまう。
労働環境にうるさい今の時代はそれなりに気を使い、
会社を名乗っている内は会社らしくしなければいけないのだ。

「昔は会社っぽくなくて良かった。」
そんな声もちらほら聞く。

しかし好事家集団ではなく、われわれは社員なのだ。
お給料をもらっている以上はその分の妥協は許されない。
多少のサービスはするべきだが、あまりにも無謀な棒引きをするとこっちが割を食らう。

現場優先か会社としての体裁の優先か。
バランスがとても難しいところだが、私は会社としての体制を尊重したい。
それはわれわれに大きな負荷がかからないようにするための
防御壁としての体制であるためだ。

「あの人はここまでしてくれたけど、あなたは折れてくれないのか。」
「昔は良かったのに、今はダメだね。お客目線じゃない。」

話は逸れるが、情報のやり取りが容易になり物理的な距離が遠ざかったからこそ、
負担が大きくなっている部分もある。

「まずはデータを。まずは資料を。それも無料で!」
その資料作りにいくらかかると思っているのか。
ここから先は入り組んだ話になってしまうので、
簡単そうに見えて実際は中々骨の折れる割に
利益につながらない仕事があるという認識だけしてもらいたい。

融通を利かせるには人を増やし、その分の出費を増やさなければいけない。
しかし人は増やせない出費も追加はできない。
それで融通を利かせようという考えはいけない。

そもそも人だって増えればokというものでもない。
仕事に対する理解度が深い人間が集まっていないと烏合の衆と化してしまう。

24時間営業にするためにはかなり時間がかかるか、
それとも何人か失う覚悟で挑む必要がある。

ノーダメージで物事を急に進めるのは無謀だ。
そして無謀なことに巻き込まれたくはない。
つまり、なんやかんや言って無茶な働き方はしたくないのだ。

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