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ゆめもぐらを一周歩いてきた

前回の“あついうみ”表記と同様検索対策で“ゆめもぐら”表記を使わせていただく。

ざっくり言うとゆめもぐらは都内二番目の大きさを誇る環状線路で、新宿と六本木と両国と御徒町を繋ぐ日本の有名どころをそれなりに回れる路線だ。

私の場合は学生時代のバイト先の1つが六本木にあったので、新宿から六本木まで移動する際に利用させてもらっていたし、今でも国立新美術館に行くときはこちらに乗っている。人によって使い方はマチマチだろうけど、両国も御徒町も新宿からJRで移動できるし、逆もまたしかりなので移動手段としてはサブくらいの感覚の方も多いことだろう。光が丘や江古田方面にお住まいの方にとっては都内の要所に気楽に移動できる交通手段なのでサブどころかメインの方も数多くいらっしゃるだろうが。

そんなゆめもぐらは厳密に言うと環状にはなっていないのだが、門前仲町と清澄白河辺りが微妙に繋がっていないので一度乗り換えないと一周できない仕組みになっている。なのでそこが繋がっている前提のもと、徒歩で一周をしてみた。本当は新宿から光が丘まで移動したかったのだけど時間がなかったので一周で留まった。いつか新宿から光が丘までも移動してみたいな。

新しい線路ということもあり、基本的には大通りの真上を通っている。山手線なんかは線路沿いを歩こうにも部分部分で線路から離れなければならない場面もあり非常に歩きづらかったが、こちらは線路が見えないが基本的には(あくまでも基本的には)道路沿いに歩くことで簡単に沿線ウォーキングをすることができる。先ほども述べたが回る場所も都内でそこそこメジャーな場所を通ってくれるので飽きることはない。少しシンプル過ぎるきらいもあるがその辺りは好みの問題だと思うし、現に私の場合は東京らしさを堪能できたので申し分はなかった。距離的にも山手線より短いのであらゆる観点で親切設計ではあったのだが、それでも1周するのに8時間近くかかったので半日は費やす覚悟で臨んだ方が良い。さらに言うと昼過ぎから始めると日が暮れてからゴールすることになるので、可能であれば朝か少なくとも午前中にはスタートしておきたいところ。

最も特殊だった場所は「人生どうでも」のキャッチフレーズで有名な“飯田橋”だろう。先ほども“基本的に親切設計”だと表現したが飯田橋近辺だけは例外的になる。ここ以外は大通りの真下を通していたのだが、ここだけ他所の敷地の下に線路を潜らせているし、駅の形も湾曲していて敢えて飯田橋を通したかのような意図がびしばし汲み取れる。飯田橋駅は他の路線の乗り入れも行っているのでゆめもぐらもここでリンクさせておくメリットがあるのは間違いないのだが、線路の引っ張り方や駅の構造に大人の事情・・・というよりも大人の夢のようなものが詰め込まれている気がする。どうしても通したかったんだろうなーと。

ちなみに新宿近辺もやたらとカーブが続いていたり駅の数が無駄に多かったりするのでここの辺りからも大人の夢が感じられるのだが、この辺は無理くり通すのも何となくわかる。むしろここは何がなんでも通さないといけないということもわかる。使われてなんぼだしある程度の利益が見込めないと市民からの批判の声が上がっちゃうしね。

派手さはないけれど、新宿から六本木まで歩くときの自然感、そこから東京タワーへ近づくときのシティ感、築地や月島に向かう江戸感、両国や蔵前に向かう昔ながらの東京感、そして飯田橋へ向かうちょっぴり都心に向かう感に、新宿まで進む東京の閑静な裏側を進む感と再度新宿に出くわす懐かしさは実際に歩んだものにしかわからないだろう。

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