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アイスバーン

2週間近く膝を痛めていてまともに運動できていないことを書こうか悩んだけど、こちらの方が期間限定感があるのでアイスバーンについて書くことにした。


先日、東京で2年ぶりの大雪が降った。この規模の雪であれば雪国の人にとってみれば大したことでもないのだろうけど、如何せん関東人は雪に疎い。日常レベルで雪と戦っていないので突然雪に覆われてしまうと手も足も出ない

地面を覆い、階段を覆い、乗り物を覆う。車の上に雪が積もりちょっとかっこ悪い外見にしてしまったり、自転車に積もらせてはサドルや前かごに痕跡を残していく。地面を覆っては人の行く先を阻み、階段を埋めては段差をわかりにくくさせる。

雪は自然の出した数日間限定の粗大ごみなのだが、誰も空に文句は言わない。「仕方がない」の一言で済ませ、日常に戻って行こうとする。日陰の雪は中々溶けないもので、長いものだと1ヶ月近くは平気でもってしまったりする。自然は実に逞しい。

それでも雪自体は比較的早く姿を消す。初日に雪だるまがそこら中に立ち並び、2日目には原型をとどめていないなんていうことも多々ある。それと同時に地面の雪も基本的には数日で姿を消す。雪は水に変化することで辺りの物を水浸しにしてしまうが、中途半端に溶けて夜を迎えてしまうとつるつとした氷に変化することもある。これがアイスバーンであり、降雪後に最も人間にダメージを与える障害と化す。

アイスバーンの上を歩くとそれなりの割合で足を持って行かれてしまう。足を取られて防ぎようのない転倒に誘われてしまうのだ。それでも十二分に気を付けて雪の上を歩くなりなんなりすれば氷の上に尻もちをつく必要はなくなる。

問題は乗り物、特に自転車だ。

車のことはよくわからないが、自転車は非常に運転し辛くなる。アイスバーンができるころには日当たりのいいところでは雪が溶けていてアスファルトの地面が顔をのぞかせている箇所もあるが、アスファルトがどこまでも顔を出しているなんていうことはない。アスファルトの先にはアイスバーンが待っている。いつもの調子でアイスバーンの上を進むと高確率で転倒してしまう。

アイスバーンの餌食になりやすいのは

ブレーキ

方向転換だ。

凍った地面の上でブレーキをかけても何の意味もない。それどころかタイヤにロックをかけてしまうことでタイヤの自由運動が始まってしまい、そのままコントロールが効かずにスッ転んでしまうことが多々ある。それと方向転換についてはいかなる場合でも危険を伴う。これもまたブレーキと同じ発想で、方向を変える際には今までの進行方向に対して自転車本体は進もうとする。それでも進行方向に対しての勢いがそがれないので結局はコントロールが効かなくなり転んでしまうこととなる。何より怖いのが、自分に方向転換の意志がなくても軽い石なんかに躓いてしまうことで勝手に方向が代わり、転んでしまうことである。

とにかくアイスバーンの上は進まないのが賢明だ。雪のご褒美ならぬ雪の障壁である。

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