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検察側の罪人

遂に鑑賞できた!ずっと期待していた作品。
スクリーンで映画を観るのは久しぶり。


それにしても良い作品。流石週間ナンバーワンを二週連続で獲得しただけのことはある。

スマップ解散後にキムタクがジャニーズに残留した事実と当作品での役回りが何となく重なる部分があったり、監督が有名な人だったり、その他の役者さんもどなたも第一線でご活躍されている方ばかりだったこともありで、前評判その他諸々の影響もあってハードルがかなり高い位置まで上がっていたように思えたが、スクリーン上できちんと結果を出し期待に応えていた

原作からしてなんとなく2時間ドラマのような固めの作品を豪華俳優・豪華スタッフで作り上げるというイメージがあり、密かにシリーズ物の劇場版以外では珍しい趣向なのではないかと感じていた。往年の俳優さんでこの作品を作って夜9時からの2時間枠に当てはめたら、緩急が少し強めに見えるかもしれないけれど、違和感なく馴染むのではないかとも思った。

つまり当たり障りのない王道の筋をそのままスクリーンに載せたと取れないこともない。しかし王道は正義だ。2時間飽きることなく鑑賞することができた。
この部分はどういうことだ?という疑問やちょっと都合が良すぎるだろうと汚れた目で見てしまったこともあったが、それはそれとして。フィクションに完璧を期待してもロクな事にはならない。

辻褄が少々合わない部分と、検事ものなのに裁判のシーンが一切出て来ないこと、さらには一部役者さんを無理くり起用したと感じた部分もあったが、そういったどの作品にも言えるような落ち度についてはこの際気にしないことにする。

キムタクの演技はひとつひとつ真似したくなるようなかっこよさがあったし、二宮君はまっすぐな感じが最後まで出ていて、ある種のキャラクターとしての不器用な部分を良く出せていた。吉高さんはどことなく陰がありつつも最後は二宮君の味方になる辺りに彼女自身の魅力を持ち出せていて、松重さんは今回誰よりも重要な役が当てはめられていたが誰よりもこの作品で好感度を集めるキャラクターに仕上げていた。後半で出てくる八嶋さんは出番こそ少なかったもののその中でもあの特徴がないようである人物造形をしっかりと作り上げていた。

あまり役者さんについては詳しくないので後の人はほとんど初見だった。これ以上は敢えて記述しない。

印象的なシーンが複数あり、そういったシーンが作品全体のアクセントなり、また道標のようにもなったので作品全体をしっかり思い出すことができる。なんて言いつつも一緒に身に行った人と作品の感想を話したときに思い出せないシーンがあったので私の感想は当てにならない。

堅い作品なのである程度体力的な覚悟をしておかないと辛いかもしれないというのは予め断っておく。だが一見の価値がある。

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